――リサーチフェイズ――
リサーチフェイズ1:イヌ
シーンキャスト:望月コウ
舞台:殺害現場(イエロー)
とりあえず、現場を調べにいこう。不幸に見つかる前に!
登場判定目標値は、〈社会:N◎VA〉:10、〈社会:ストリート〉:5、〈コネ:登場している人物〉:判定成立、です。
1シーンのリサーチ回数は3回までとします。無論全部使いきらなくても構いませんし、こちらから要求した受動的なものは数に含めません。複数PCが登場している場合は、合計で3回とします。※08
今ではキープアウトの文字が躍るテープで封鎖されており、上空からのカメラ対策に非電脳の青シートが被せられている。
鑑識の採取などは終わっているのだろう。事件直後という訳では無いので、捜査員の姿はまばらだ。
だがそれでも、0名という訳では無い。現場百篇の言葉どおり、此処からスタートしようとする捜査員はそれなりに居る様だった。
窮屈な制服から解放されて、ラフな格好で肩を揺らしながらのっしのっし。
弥生霞、だったよな? 聞いてみよう。〈社会:警察〉でわかるかな?
幸せな家庭に生まれ、幸せな家庭に育ち、青春を謳歌している。そんな当たり前な日常の象徴。両親は健在。笑顔絶やさず、最近の悩みは体重増加とどんどん周囲に生まれていくカップルへの劣等感という焦り、後は苦手科目の点数。特に恋愛関係への憧れはあるが対象者が特に居ないという致命さ。
そんな幸せは、ある日の朝唐突に崩れる事になる。
『肩に傷痕が浮んだ』時から、ストーカーに付け纏われている、と周囲に洩らしていた。
そして数日後、無惨な遺体となって発見された。遺体には、肩に穿たれたような傷痕が撃たれており、それ以外の傷痕は鋭利な刃物で動脈を一閃されたようで、失血死、と死因はされている。
犯人に軽い殺意をおぼえるな、これは。
「この傷痕っていうのは? 解剖書によると、ガイ者の供述と同じ箇所が撃たれてたらしいが」
一種類目:〈社会:アストラル〉:13
二種類目:〈社会:警察〉13、〈社会:メディア〉10
こんな具合でした。
「こりゃぁ、明らかにプロの仕業だ」
「カルト宗教犯罪、て話だが、そいつらがプロを雇ってるってことだろうな」
「ただ、普通の学生が狙われる理由がわからねぇ……」
そうだな、今は手詰まり……。いや、まてよ。
「……1人、そっちに詳しい奴がいた」
できるだけ会いたくない奴だが、参考程度に話を聞くのもありかもしれない。
〈コネ:シェイリーン・ブルーバード〉で、彼女のアドレスを調べる。
まあ、コネ持っているからアドレスは最初から知っているのですがね(笑)。
「俺はカルト犯罪方面から当たってみる」
「あんた、ブラックハウンドへの報告しといてくれ」 手近な奴に。
シーンエンド
舞台裏判定
全ての聖痕はN◎VA内に存在するが、未だ目覚めていない物もある。※12
聖痕は聖痕者の身体にスタイルを象徴する形として表れる。(〈知覚〉11の判定で見抜く事ができるが例外もある) 聖痕者同士が争い、全ての聖痕を手に入れ再び1つの聖痕とする戦争。
それが聖痕戦争と呼ばれる戦いである。(情報B)
リサーチフェイズ2:トーキー
シーンキャスト:シェイリーン・ブルーバード
舞台:ウェンズデイマーケット屋上(イエローエリア)
イエローエリア登場判定目標値は、〈社会:N◎VA〉:10、〈社会:ストリート〉:5、〈コネ:登場している人物〉:判定成立、です。
デパートの屋上といえば、子供達の遊び場である。そこにシェイリーンは現れていた。
・アリア
・安綱
・三代明
・後藤正
・紅
・アーノルド=べック
・エイダ=フォール
・ディーノ
「風が強い。……それに。まとわり付く感じ」
〈コネ:〈社会:アストラル〉を持つ人物〉 でも可能です。
強大な魔力を秘め、授かった者はあらゆる望みを叶える事ができると言われている。
本来、並の人間が扱えるような物ではないが、現在魔力を22個に分割されており、故に扱う事ができる。
現在、N◎VAにおいて「聖痕戦争」が行われている。(情報A)
聖痕の性能を知るまでは、常時効果以外の聖痕は使用できない。
よし。欲張っちゃいます。メディアの聖痕者について調べます。リサーチ3回目!
・藤堂咲
・マキシ
「暫くは、此処に来る事も無いでしょう」
呟いてから、小走りに屋上をかけ去ります。
シーンエンド
舞台裏
リサーチフェイズ3:ニューロ
シーンキャスト:望月コウ
舞台:ストリート(イエローエリア)
……て、この言い方じゃ俺が可哀想なやつみたいじゃないか。
そろそろ15時くらいでしょうか。
ポツポツと帰宅する学生の姿や、買い物へ出かける主婦などの姿が散見され、賑やかになってくる時間です。
普通に生活する奴らがいる傍ら、あんな犯罪もおこってるのがこの街だ。バイクにまたがったまま溜息。
隣で、ボソりと声が聞えます。
「これより起こる災いを、防ぐ道標を」
「それよりだ。聞きたいことがある」
もう一本煙草を取り出してクールダウン。指、震えてるけど。
「ソレについて聞きたかった」
今までの経緯を話します。守秘義務とかは知らない。
しゅぼ。すー。ふー。(煙草を吸う)
「……で、どれが本当だ?」(笑)
「此方は、ソレを否定するだけです」
全て本当です。残念ながら……。
アタマをがしがしかきながら。
「なら、聞くぜ? その、聖痕、だったな?」
「これは真実、なんだな?」
フェイトのタロットを出します。
ぴ、とタロットを指先で摘み取る。
「要は、そのマヤカシな儀式に参加してるサイコを片っ端から殴り飛ばしていきゃあ、いいわけだ」
殺人犯も捕まるし、その後の犠牲者も無くせる。一石二鳥!
言って、微笑む。
「ですが、貴方のそういう単純なところは、好ましいのかもしれませんね」
「得てして、物事をシンプルに捉えると言う事は、成功に近づく手段です」
「私の商売道具であるタロットも……言うなれば、全ての事象を強引に“22”に落としこんだ物ですから」
「恐らく――その、聖痕も」
ぺしん、とフェイトのカードと、シルバーのキャッシュを弾く。
「情報ありがとよ。間違いなく、犯人はその『ストリートの聖痕者』ってやつの誰かだ」
キャッシュを差し戻します。
「力強い、とでも言いましょうか――」
「単独では聖痕戦争に挑むのは困難です」
「ですから、共に」
「飛んでるのは、銃弾だ」
「蒼い鳥は、飛んで行ってしまうものですから」
少し考えてから言おう。
「だが、勘違いするな。俺は民間人なんざ護ってる余裕はねえ」
「来たきゃ止めないが、死ぬのを止めるつもりも無い」
まだ、自身に刻まれた聖痕に気づいていない為、情報として存在しない。
シーンエンド
≫リサーチフェイズ4~6
※07:イベントも投げられます:PCの行動によって、シナリオ集『聖痕戦争』P48~53までのイベントフックのイベントを起こしたり、移動した場所で他の聖痕ゲストと接触を取る事が出来る。また、調べたい事が在る時は、調べてから場所を決める。という形でも問題ない。
※08:1シーンのリサーチ回数は3回まで:聖痕戦争は情報量が多く、単調な情報収集になりがちな為、1シーンの情報収集回数に制限を設けて、どの情報を調べるか? の取捨選択をPLにする方が良い。全てを調べてから行動を起こそうとすると、時間が掛かる為で、1人づつそれを行なうとプレイ時間が長くなり、1人1人の待ち時間も長くなってしまう為だ。無論、そういうプレイが好きな環境ならば、制限回数を気にしなくても良い。
※09:別情報:本来ならシナリオ集『聖痕戦争』P42の聖痕情報のみが出る場面だが、新ゲスト登場フラグとして情報項目〈社会:メディア〉を用意した。RLが出してみたいゲストが居る場合、率先して出てこれるように情報を用意しよう。
※10:そろそろシーンを切りましょう:長くなってきたな、と思ったらどんどんシーンを切って回していこう。1つのシーンに固執する事はない。
※11:万能の奇跡:シナリオ集『聖痕戦争』P5、ゴールデンルールの許す範囲において1つ願いを叶える事が出来る。
※12:目覚めていない物:聖痕は〈知覚〉判定や神業で聖痕所持者に認識された場合、「目覚めた状態」となる。この状態になって初めて情報収集等で名前が出るようになる。ゲストを最初から全員出すのではなく、消化しやすい人数ずつ出せるようにしたギミックである。処理出来る範囲であれば、大人数の聖痕者を最初から目覚めさせておくとより面白くなるだろう。無論、この聖痕感知はキャストのみが行うわけではない。RLはゲストが感知した、として、任意のタイミングで任意の聖痕を目覚めさせて良い。
※13:〈社会:N◎VA〉:代用判定である為、目標値+3として〈社会:N◎VA〉の判定を認めている。重要な情報である為記載しているが、基本的に全ての情報収拾で代用判定は認めている。
※14:最初の聖者に刻まれた聖遺物:フレーバー的解説である。要は「凄く貴重で効果が高いマジックアイテム」という事。
※15:情報はこのキャンペーン中持ち越せます:その他調べた情報についても持ち越す事が可能である、としている。
※16:面倒だから舞台裏で統一:登場判定失敗をシーン内で行なう場合、演出の邪魔になる、という可能性を考慮して舞台裏にて失敗の手札回しする事を認めている。
※17:飛ぶかっ!:オープニングを読み返してもらえれば分かるが、別に飛んでいない。
