――オープニングフェイズ――

オープニングフェイズ1:カブキ

シーンキャスト:望月コウ
舞台:BH基地内会議室
RL:
最初はコウのシーンです。
君は今、BHの大会議室内に居ます。機動捜査課の人間代表として、千早冴子課長と一緒に会議に出ている状態です。※06
コウ:
だ、代表? また堅苦しそうな。為れない制服をきちんと着せられて、窮屈そうに座っていよう。
RL:
会議室は重苦しく、厳格な雰囲気で、手元の資料には現状判明している事件の情報が載っています。
コウ:
それをぱらぱらと捲ってみる。
RL:
手元の資料には、1人の被害者のプロファイルデータ、殺害方法、事件の通称等が載っています。
RL/千早冴子:
「まだ被害者も少ないというのに、こんなに人を集めて。一体どういう心算かしらね。陣刑事部長も……」
コウ:
「さぁ? 偉い奴の考える事なんてさっぱりっすよ」 ……て、1人だけ?
RL:
記載されているプロファイルデータは1人だけですね。
コウ:
それは確かに大げさ、だよな? 
RL:
大げさですね。SSSの捜査範囲と言っても良い位です。対テロ用組織が動くレベルではありません。
コウ:
「殺された奴が、どこかのエグゼクとかなんすかね?」 ……資料をめくりめくり。課長に聞いてみよう。
RL:
プロファイルに記載されているのは、『弥生・霞』という学生です。ごく普通の高校生で、際立ったプロファイル的特長は皆無です。
コウ:
? ますます怪訝な顔になるぞ、それは。
RL/千早冴子:
「資料を見る限り、特別な事は何も無さそう。ただの通り魔か何かだと思うのだけど……。何か裏があるのかもしれないわね」
コウ:
「裏、ねぇ」
RL:
と、その辺りまで話した所で、責任者である陣・フォールがマイクを取り発言します。
コウ:
おっと。そちらを見よう。
RL/陣フォール:
「――えー、手元の資料を見てもらって、怪訝に思っている人間だらけだろう。これは被害者には申し訳ないが、小さな殺人事件でしかない、と」
「だが、私が事前に入手した情報によると、これは大きな戦いの火種、最初の狼煙に過ぎない。我々はこの大きな戦い、戦争を最小に留める義務がある」
コウ:
「戦争? 大げさな」 小さく呟いてから、顔をしかめる。
RL/陣フォール:
「被害を撒き散らす輩を『聖痕者』と呼称する。これは今回の事件を引き起こしたと思われる、カルト的思想を持つ集団のキーとなる部分が『聖痕』と呼ばれるものだからだ」
コウ:
聖痕。キーワードが出てきた!
RL/陣フォール:
「今は信じ難いだろう。だからと言って捜査の手を緩める訳にはいかない。被害者は出ている。つまり、奴等の戦争はもう始まっているのだ」
「良いな。諸君。どれだけ馬鹿げた話だろうと私に付き合って貰う。これは命令である。特に、被害拡張を避ける為に、奴等の中で『聖痕』と呼ばれる物を持つ人物は必ず確保しろ。そして殺さずに私の前に連れて来い。いいか。必ずだ」
コウ:
ハンドアウトでも感じたが、少しくどいな。
RL:
まあ、その辺りは調べていくと分かりますよ。
コウ:
そうだな。陣部長に対して、少しの不信感をいだきつつも、ガッと席を立とう。
「了解。望月巡査、捜査に当たります」
RL:
では、捜査費用として3シルバー支給されているので報酬点に加えておいてください。
コウ:
OK。そのまま退場……する前に、陣部長を見るよ。
ニヤリ、と獰猛な笑みを浮かべて、今度こそ退場!

シーンエンド

オープニング2:クロマク

シーンキャスト:シェイリーン・ブルーバード
舞台:"星幽界"
RL:
続いてシェイリーンのシーンです。
青鳥:
アストラル界ですか。気が付いたら居た、とかそんな感じなのでしょうか。
RL:
そうそう。ハンドアウトの通りな場所にいます。
青鳥:
「………ん、此処は……」 辺りを見渡します。呼んだのは、誰……?
RL/謎の声:
「目が醒めたか……」 老人の声がします。
青鳥:
「貴方は……」 少し警戒しながら、尋ねます。
アストラル界に呼べると言う事は、きっと相応の術師だと予想できるので。
RL/謎の声:
「儂の名前は黒・李王」
RL:
謎の声→黒李王
RL/黒李王:
「このN◎VAに大いなる災いが起ころうとしておる。それを誰かに伝えねばと思い、お前さんを選ばせてもらった」
青鳥:
「私を、ですか……」 災い、と聞いて目を細めます。
RL/黒李王:
「敵対する意思は無い。話を、聞いてもらえるか?」
青鳥:
「判りました。私も、強い“災いの風”の予感を感じます」
RL/黒李王:
「うむ。災いの名は、――聖痕戦争と言う」
青鳥:
「聖痕戦争?」
RL/黒李王:
「そう、願いを叶える為に人と人が戦う戦争。それが大いなる災いじゃ」
青鳥:
願いを叶える……確かに大きな争いになりそうですね。
「それが、この嫌な風の名前……」
RL/黒李王:
「これを、止めては貰えぬか?」
青鳥:
「…………」 目を閉じて、思う。
「判りました。私の渾身の力をもって、その災いを祓いたいと思います、が……」
「貴方は、どうするのですか、黒季王様?」
RL/黒李王:
「うむ。儂は保険となりながら、この戦争を調べようと思う」
青鳥:
「判りました。何かあったら、御助力を請うかもしれません」
RL/黒李王:
「うむ。精一杯の助力はしよう」
青鳥:
よし、仲間になってくれる人が増えました。
「それでは、参ります。災厄の街へ――」
RL/黒李王:
「頼んだぞ――。良いか。戦争は1人では続けられぬ。仲間を集めるのだ。そして、聖痕を知るのだ」
「それが、災いを止める、もっとも近い道故に――」
声が遠のいていく。
RL:
そろそろシーンを切りますが、何かあります?
青鳥:
いいえ、問題ありません。シーンを切ってください。

シーンエンド

≫リサーチフェイズ1~3

※06:千早冴子課長:千早冴子はルールブックのパーソナリティである。が、エキストラ以上の意味は無い。何か意味深な台詞を言ってもシナリオ上関係があるのではなく、ロールプレイの範疇である。